アクセシビリティについて
About
ウェブアクセシビリティって何?
ウェブアクセシビリティとは、視覚や聴覚などの身体的な障害を持つ方、文字が読みにくい(ディスレクシア)方、画面に集中するのが難しい精神的な障害を持つ方などが、ウェブサイトを利用する際に直面する障害を取り除くことです。また、小さい文字が見えにくい高齢者の方や、日本語が母語でない在留外国人の方、ケガなどで一時的にマウス操作ができない方にも配慮し、「誰もが使いやすいウェブサイトを作ること」が目的です。
- 視覚障害のある方が音声読み上げソフトで内容を理解できるようにコーディングする。
- 聴覚障害のある方が音声の有無に気づけるように、視覚的なインジケーターやテキストで音声の有無を明示する配慮を行います。
- 認識障害のある方や高齢者を含むすべての方が理解しやすいよう、見やすく、分かりやすく、使いやすいコンテンツと機能を提供します。
- マウスだけでなく、キーボード操作にも対応できるようにします。また、スマホで閲覧する場合を想定し、スワイプなどの操作が難しい方でも使いやすいよう、タッチ操作のみで操作できるように設計します。
このように、ウェブアクセシビリティを実現するためには、さまざまな配慮が求められます。
なぜ今、ウェブアクセシビリティが重要なの?
1. ウェブの進化に置き去りにされる人をなくす
ウェブサイトは、HTML/CSS、JavaScript などを活用することで、優れた UI(ユーザーインターフェース)やアニメーション、デザインの進化を遂げてきました。また、動画や音楽の配信、ウェブショップでの買い物など、日常生活にも深く浸透し、ウェブサイトの利用は今や当たり前のこととなっています。
一方で、ウェブサイトを利用する際に不便や障害を感じる方々もいます。特に、視覚や聴覚、四肢に関する身体的な障害や、認識力や判断力に関する精神的な障害を持つ方々が最も大きな影響を受けます。これらの方々は、世界人口の約15%、日本国内では約9%にのぼると言われています。(障害を持つ人々 – 国連広報センター、内閣府 – 令和5年度障害者白書)
具体的なケースとしては、
- 全盲などの視覚障害のある方は音声読み上げが必要です。
- 色覚に異常がある方は、色の判別がつきにくいことがあります。
- 聴覚障害のある方は、動画などのメディアでは字幕が必要になります。
- 手足が不自由な方はマウス操作が難しいため、キーボードのみで操作できるウェブサイトが必要です。
- 境界知能の方、識字障害(文字を読むのが困難な方)がある方などは、分かりやすいテキストやコンテンツ構成が必要になります。
- HSPなど、点滅や音に過敏な方はそうしたコンテンツを目にすると体調に影響がでてしまいます。
ウェブサイトは主に「ウェブマーケティング」を目的としています。自社サイトによる宣伝や他者との差別化、利用者に良い体験を提供する(UX = ユーザーエクスペリエンス)ために、ウェブ技術は進化してきました。UI/UXとウェブマーケティング施策に最新技術を盛り込んだウェブサイトを構築・運用することは間違いではありません。しかし、現在では世代や性別、さらには国籍を問わず「誰もがウェブサイトを利用する」時代となっています。その中には、PCやスマホなどのウェブ端末を利用しにくい方や、音声読み上げツールなどの支援技術を利用している方もいます。
また高齢化と全世代へのスマートフォンの普及により、ウェブサイトには「見やすさ」と「使いやすさ」に対するニーズが高まっています。
デザインとUI/UXの目的は「誰もが使いやすいウェブサイトにする」ことですが、ウェブアクセシビリティの目的である「誰もが利用できる」ことが土台になって、その上で初めて使いやすい」ウェブサイトが実現します。

参考URL|デジタル庁アクセシビリティ導入ガイドブック,
Evaluation method of UX “The User Experience Honeycomb”
ウェブサイトが利用できないということは、利用できる人よりも不利益を被ったり、サービスの機会を失うこととなります。サイト運営者側にとっても、潜在顧客獲得の機会損失であり、広告コストの面でも損をしていることになります。そして、ウェブアクセシビリティ対応はSDGs(持続可能な開発目標)の理念である「誰ひとり取り残さない」にも通じています。
2. 企業にとってもメリットがある
- より多くの人がサービスを利用できるようになり、顧客獲得の機会が増える。
- 「誰もが使いやすいサイトを運営する」という姿勢が、企業イメージの向上につながる。
- 2024年4月からの法改正により、対応の重要性が増している。
どうやって対応すればいいの?
アクセシビリティ対応には、主に2つの方法があります。
1. 自社で対応する場合
- 専門的な知識を学ぶ必要がある。
- 継続的なメンテナンスが必要。
- 時間と人材の確保が必要。
2. 先駆にご相談いただく場合
- 経験豊富な専門家による迅速な対応が可能です。
- 最新の技術動向を踏まえたアドバイスをご提供します。
- 導入後、定期的なチェックとサポートを受けられます。
最初の一歩を踏み出しましょう
ウェブアクセシビリティは、一度対応すれば終わりではなく、継続的な改善と更新が求められます。まずはできることから少しずつ始めていけば大丈夫です。現状を確認し、優先順位をつけて対応を進め、分からないことがあれば私たちにご相談ください。