Googleのサイト内検索で広告を非表示にするには

Blog
2025.04.17
トピックス
マーケター・WEBプランナー 田中 啓子

Googleのサービスに、サイト内検索のための「プログラム可能な検索エンジン」があります。

Googleの便利なサイト内検索

Googleのプログラム可能な検索エンジンは、デフォルトでもかなり便利ですが、カスタマイズするとかなり便利になります。

先駆では、ウェブサイトリニューアルのタイミングで、サイト内検索の使い勝手の向上も意識しながらウェブサイトの構造を適切に設計して、必要な情報に便利にたどり着けるようにした実績があります。

ぜひ以下のウェブサイトで体感してください。

細かくカスタマイズもでき、サイト内への組み込みもスムーズ。検索結果も妥当な内容で、基本的な機能は無償で利用できます。とても便利ですが、無料の場合、キーワードによっては広告が表示される場合があります。

広告を表示させずに便利で高機能なGoogleのサイト内検索を使用する方法はいくつかあります。

  • 非営利団体として登録する(公益財団法人や学校法人などが対象)
  • 有料のElement Paid APIを使用する
  • 有料のJSON APIを使用する

有料のElement Paid APIやJSON APIを使用した場合、サイト内検索が1000回実行されるごとに5ドル支払えば広告を非表示にするAPIキーを発行することができます。

ただし、公益法人や学校法人であれば、所定の手続きを行うことで、無料で広告を非表示にすることもできます。Googleは非営利団体や教育機関などすべての方の利益になる活動をされている団体に対してさまざまなサービスを提供されていますが、その一環です。

非営利団体には、「Google for Nonprofits」、教育機関には「Google for Education」が提供されています。

目的やプランによっては、広告を非表示にするだけならAPIのほうが安価になる場合もありますが、非営利団体・教育機関向けのプログラムはこの広告非表示以外にもメリットがたくさんあります。

Google for Nonprofits

Google for Nonprofitsに申込できる非営利団体の要件

公益財団法人など、非営利団体は、Google for Nonprofitsのサービスの利用申請ができます。具体的には以下のような団体です。

  • 公益社団法人
  • 公益認定等委員会により認定された公益財団法人
  • 市や都道府県により認定された特定非営利活動法人
  • 市や都道府県または厚生労働省により承認された社会福祉法人
  • 法人税法に定められている非営利型法人に該当する一般社団法人

Google for Nonprofitsのメリット

Google Workspaceが無料でもかなり大きな範囲でサービスを受けられ、有料プランでも通常の有料プランとは大幅に費用が異なります。

Google広告も、テキストベースの広告が毎月1万ドル分無料で使用できます。1クリックがだいたい100-200円くらいだとすると、だいたい7,000-14,000回ウェブサイトにアクセスしていただけるくらいの分量です。

また、YouTubeの動画に、ウェブサイトへのリンクカードも設置できるので、動画でアピールしたうえで、必要なページを見ていただく、という流れを自然につくることができます。

Google for Nonprofitsへの申し込み方法

以下から申し込みができます。

詳しくは以下のページをご参照ください。

Google for Education

Google for Educationに申込できる教育機関の要件

Google for Educationには申し込みの要件があります。

参考:管理者向けヘルプ(英文)

幼稚園、小中学校、高等教育機関であれば、「生徒を指導する政府公認校」として認められている必要があり、日本なら学校法人として認可を受けていれば問題ありません。

また、公式のウェブサイトが必要になります。

利用申請は外部の組織で代行することはできず、その教育機関のかたが申請を行う必要があります。

学校法人でない場合は、生徒に教育サービスを提供していたとしても、「Google for Education」に申請することはできません。

Google for Educationで利用できる主なサービス

Google for Educationで利用できるサービスはさまざまあります。プランにもよりますが、以下は例です。

  • Classroom、ドキュメントなどのツール
  • セキュリティに対する高度な対策
  • BigQueryで利用状況を分析
  • 数百人が同時に参加できるオンライン会議
  • 1万人~10万人が同時に閲覧できる動画のライブ配信

これらのほか、さまざまなメリットがあります。

プランは、条件を満たせば無料の範囲で使用できるものから、生徒一人あたり600円までで段階的に用意されています。以下のボタンのリンク先の表に、申し込みや問い合わせのボタンが設置されています。

無料のプランであれば、すぐにお申込みいただけます。

無料のプランでも、ドキュメントやスプレッドシート、Classroomのほか、100人が同時参加できる会議や共有できるGoogleカレンダー、基本的なセキュリティ対策など充実したサービスが提供されています。

サイト内検索の広告を非表示にする設定

無事に非営利団体、または教育機関として登録されたあと、Googleのサイト内検索で広告を非表示にするための設定の操作があります。

参考:プログラム可能な検索エンジンヘルプページ(英文)

すでにNonprofitsまたはEducationに登録されているGoogleアカウントで検索エンジンを作成するか、登録済みのGoogleアカウントを、作成済みの検索エンジンの管理者に設定します。

数日で、検索エンジンが非営利バージョンとして設定されるので、プログラム可能な検索エンジンの「概要」のメニューの「広告」のセクションから非表示の設定を行います。

設定自体はかなり簡単です。

Googleのサイト内検索に限らず、サイト内検索の検索エンジンのカスタマイズや、目的のページを探しやすくするためのサイト改修の実績もありますので、ウェブサイトへのサイト内検索の導入については先駆にぜひご相談ください!