株式会社先駆はこの度、産業交流展2025に参加し、「ウェブアクセシビリティ診断サービス」を中心に展示を行いました。サービス紹介の一環として、自社開発して活用している生成AIを用いた診断ツールのデモも実施。従来のプログラムベースの診断ツールが苦手とする文章の理解や、色や形などの感覚的特徴の識別などをAIが補完し、迅速かつ正確な診断を可能にしています。会場では様々な業種の来場者から貴重なご意見をいただき、今後のサービス改善のヒントを得ることができました。
産業交流展2025に初出展 ─ 生成AI活用の診断ツールを展示
11月26〜28日に東京ビックサイト西ホールにて開催された産業交流展2025に出展しました。
株式会社先駆としても、展示会への出展は初めてとなります。今回はこれからのウェブサイトの標準仕様としても注目される「ウェブアクセシビリティ診断サービス」の展示がメインでしたが、NFCを使用したスマートステッカーの体験コーナーなども設置し、弊社のサービス・技術を広く紹介してきました。弊社のウェブアクセシビリティ診断サービスは「ラク・安心・正確」が特徴ですが、それを支えるのが生成AIを使った診断サポートです。
自動診断ツールの強みと改善点
診断サポートを代表といえば、miCheckerやaxe-coreなどの自動診断ツールがあります。自動診断ツールの多くはプログラムされたものなので、画像の代替テキストである「alt属性」があるか、背景とテキストのカラーコードからコントラスト比の計算をする、などを瞬時に評価できます。もちろん、弊社の診断でも使用しています。
しかし、自動診断ツールも万能ではありません。苦手なこともあります。
例えば、リンクテキストはリンク先ページの内容を伝えられているか?音声読み上げしたとき、意味が伝わっているか?色や形で重要な情報を伝えていないか?など文脈や感覚的なものです。これらは人間による評価が必要ですが、ウェブアクセシビリティのガイドラインはかなり細かいので、ウェブサイトのつくり方によっては解釈に苦労することがあります(こればかりは経験が必要)。
そこで昨今話題の生成AIを使った診断サポートです。
ウェブページを画像化したり、見出しやリンクテキストなどを読ませたり、アクセシビリティガイドラインを学習させています。あまりプログラムによる判定は多用せず、「人間が判定するやり方」を模倣しています。
診断サポートの由来は、人間の行った評価が合っているかの参考にするためのツールだからですが、自動診断ツールが万能でないように、AIも間違えることはあります(この点は人間も同じですね)。逆に人間がAIの解釈した結果が正しいかをチェックすることもあります。いずれにせよ、AIによる評価速度は桁違いに早いので、人間とAIがうまく補い合うことで「迅速」かつ「正確」な診断を実現しているのです。
展示会での反響と今後の展望
展示会ではデモ版として来場者の方にも体験していただきました。ウェブアクセシビリティという単語を初めてお聞きになった方も多くおりましたが、デモ結果を通じてアクセシビリティ向上の体験ができたかと思います。
産業交流展自体、情報・通信サービス以外にも多種多様な業種の会社・団体が集うので、ホームページのアクセシビリティに関して違った意見を伺うこともできました。異業種の来場者の方からのご意見やご感想は、商品開発やアクセシビリティの捉え方について非常に参考になります。バリアフリー、インクルーシブな社会が広がっていく中、ウェブアクセシビリティの対応、取り組みが多くのユーザーに届くよう、よりサービスの洗練化を進めていければと思います。
ウェブアクセシビリティのお困りごとはぜひご相談ください
診断はもちろん、ウェブアクセシビリティに関してご質問・ご相談があればお気兼ねなくお問い合わせください!アクセシビリティ対応のウェブサイト構築や、診断からの改修サービスなど、ご相談内容に応じたご提案が可能です。
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